ほんとうにあったお話です。『こねこのタケシ』南極大ぼうけん
南極のドラマ 見ていなかったけど終わったのかな・・・?
多分、あのドラマに猫は出ていなかったでしょうね。
先日、図書館で偶然手にした絵本。
犬のタロとジロの話は有名だが、猫のタケシのことはほとんど知られていない。
図書館の司書さんに「本当に猫が南極に行ったの?」とたずねてみた。
「本当よ。昔、何かの記事で読んだことがあるの。船で日本に帰ってきたけど、ふらりといなくなっちゃたんですって。ヒーローにならずにいなくなるとこが猫らしいよね。」と。
あの昭和基地に1年間、隊員たちの癒しとして 猫のタケシは連れて行かれたそうです。
犬たちは訓練をし、仕事をした。
猫には、猫にしかできない大切な役割があった。
第一次越冬隊と第二次越冬隊が交代する際、ブリザードのために、あきらめてみな日本に帰った。
その時にタロとジロ、他の犬たちは置き去りとなった。
しかし、猫のタケシ、仔犬、カナリアは連れて帰ってもらえたそうです。
南極のマイナス30℃の氷の上を素足で立っている立派なタケシの写真も載っています。
犬には犬の役割が。猫には猫の役割が。私には私の役割が・・・きっとある。
たとえヒーローにならなくても・・・・。